ホーム> レポート > IT活用セミナー「自分でできる簡単確実SEO施策」レポート



2010年8月25日、名古屋市丸の内・本丸ホールにてアップルップルの「IT活用セミナー」第一回「自分でできる簡単確実SEO施策~CMSの効果を倍増させるSEOとWebライティング~」が開催されました。
第一回の開催にもかかわらず、たくさんの参加者にお集りいただきました。ありがとうございました。

第一部 キーワード選定から被リンク構築まで、すべて自分でできる簡単確実SEO施策 〜CMSの効果を倍増させるSEOとWebライティング〜


住太陽さん

住太陽さん

第一部は、住太陽さんから「キーワード選定から被リンク構築まで、すべて自分でできる簡単確実SEO施策 〜CMSの効果を倍増させるSEOとWebライティング〜」として、売上げにつながるアクセスを呼び込むための「被リンク構築」を軸にお話していただきました。

アクセス全体の経路、よいアクセスを生む経路

アクセスの経路というのは「再訪」「被リンク」「検索」「広告」の4つに大別されることを前提に、サイトオーナー自身の努力で増やすことのできる「再訪」と「被リンク」についてのお話をしていただきました。 再訪するサイトというのは、以下のような特徴があります。

  • 新しい話題がある=更新頻度が高い
  • 交流や対話がある
  • 一度では取得しきれないほどの情報量がある

それを実現させるためには、ブログ・CMSを使用するのが効率の良い方法と言えます。

ブログでできる被リンク対策

ブログを使ったサイトは、基本的な内部施策(URL設計・サイト内リンク構造・文書構造のマークアップ)が半自動でできることや、トラックバックなどの被リンクを構築する仕組みが整っていること、コメント欄を使った対話型のサイトの運営ができるなど、被リンク対策をするメリットが「ブログであること」自体に多くあります。

その中で、世界が必要としている探される情報を発信することで、利用者との親近感、信頼感を高めることで、被リンクを構築し、同時にドメインの信頼度を高めることでSEOの効果があらわれます。

ブログの設置について興味深かったのは、デザインをしっかり作り込んだブログよりも、少しありがちな感じのブログデザインの方が反響を得やすいというお話でした。普段ユーザーが使っているブログに近いものの方が、敷居が低く感じるのでしょうか。

また、このようなブログの使い方をする場合には、自分のドメインで行うことが重要だということです。無料ブログサービスはアクセス誘導やモチベーション維持などの点でいい面もありますが、どんなに続けても自分のドメインの信頼度向上につながらないことには注意が必要です。 自分のドメインを育てるという観点から見れば、ブログは自分のドメイン下に置くべきとのことでした。アップルップルでは設置型のCMSであるa-blog cmsをおすすめしています。

どんなコンテンツが有効か

SEOの基本は探される情報・便益をもたらす情報を公開することにあります。読者は役に立つコンテンツにリンクし、役に立たないコンテンツは無視します。役に立つ情報を発信し続け、読者の期待を裏切らないことが高い評価の確率につながります。

それでは、どのようなコンテンツが発信できれば「役に立つコンテンツ」と言えるかという部分についてもお話がありました。理想的な「役に立つコンテンツ」は以下のようなものだそうです。

  • 商品や業務に関連した領域で。
  • その分野の専門家としての見地から、
  • 他の会社にはないユニークな視点で、
  • 自社の顧客や見込み客に対して、
  • 有益な情報やアドバイスを提供する

一企業の立場から発信できることは少ないと思いがちですが、自分が普段の生活の中でウェブサイトに求めてることを振り返ると、上記の内容も納得できます。企業の代表として求められる情報と、発信できる情報 というのは近しいものであるので、ブログ上でのコミュニケーションを念頭に置いた情報発信を心がけるとよいと思いました。

インターネットという開かれた世界で交流をもつことの重要さ

住さんは、ウェブサイト、インターネットというものが開かれたものであることを強調されていました。情報発信をするにしても「独り言では続かないけれど、会話なら続けられる」という言葉にはなるほどと思いました。

こうした情報発信と交流によって生み出される被リンクは、良質なアクセスを生むということをあらためて感じました。

第二部 少しでも効果的に、少しでも楽に書くための、“Webライティング”のポイント


第二部の様子

第二部の様子

第二部は、松下健次郎さんによる「少しでも効果的に、少しでも楽に書くための、“Webライティング”のポイント」として、具体的な例を元にどのような部分に気をつけて書くべきかをお話していただきました。

コンテンツ制作においては「サイト本来の目的を達成できる」ということを考えて文章を書くことが大切であるという前提を元に「売れる文章」のポイントが語られました。

売れる文章とは?

  • より多くのユーザーを期待する行動(例えば問い合わせ、購入など)まで誘導する文章
  • 世界に公開されている=不特定多数に公開される情報として問題がない文章
  • 限られた予算・期間・条件の中で、少しでも効率的な方法でかかれた文章

文章作成と消費者心理モデル

その中でまず、行動に誘導する文章についての説明がありました。 広告業界でよく使われる「消費者心理モデル」で考えるとわかりやすいそうです。

消費者心理モデルにはAIDAの法則の他、AIDCA、AIDAS、AIDMA、AISASなど、いろいろなモデルがありますが、それぞれのモデルのどの要素に注力しても、最終的に顧客数は増えていきますが、その中でもAIDCAは広告コンテンツの校正、執筆、編集を考えるのに適しています。

このセミナーでは、AIDCAをベースにAttention(注意)、Interest(関心)、Desire(欲求)、Conviction(確信)、Action(購入)の各段階における注意点を具体的に解説していただきました。

ユーザーのストレス要因を減らすためには

読み手にとって居心地のいい空間(ページ)づくりのための注意点として、文章表現の基本である「読みやすさの向上」「誤字脱字のチェック」「不快な表現をなくす」ことから、文章で行動の誘導につなげるために「情報を不足なく用意する」といったポイントが語られました。

インターネット上のたくさんの情報の中で、他の文章に負けない効果を出すためには、こういった基本となる部分の見直しが重要と言えるのではないでしょうか。

トラブルを避けるためのポイント

せっかくたくさんの情報を載せても、間違った情報、誤解を招く表現、社会規範から外れた表現や方に触れる内容が含まれていてはいけません。

こういったトラブルの原因をなくすためには、なるべく大勢でチェックシートを用意して確認したり、不明・不安なことは専門家に確認を取るなどのチェック体制や、ユーザーから間違いの指摘を受け付ける窓口の準備が有効です。これらの問題の一部は、ツールによるチェックもある程度可能で、松下さんの提供している「日本語文章校正ツール」はその一助になります。

「ライティング作業の心得」とは?

  • 「上手に書く」より「ユーザーを誘導する」ことが大切。
  • 読み手の事を忘れずに、読み手の気持ちを考えて工夫する。
  • 十分な時間を取って、楽しみながら書く。楽しんで書いた文章は楽しさが伝わる。
  • 書いたら終わり、ではなく定期的にサイトを読み返す習慣をつける。
  • 資料やツールは、日頃から目を光らせておく

Web文章作成&編集術 逆引きハンドブック

Web文章作成&編集術 逆引きハンドブック

セミナーの最後には、松下さんの著書「Web文章作成&編集術 逆引きハンドブック」が抽選でプレゼントされました。

コンテンツの基本である文章作成について、知らなかったこと、わかっているけどできなかったことなどを、あらためて考える時間になりました。


第一部、第二部のいずれの内容もサイト運営に欠かせない視点のものであり、なおかつ、すぐに自社のサイトに反映できるものでした。今回ご来場いただいた各社ウェブ担当者様、制作会社様のよりよいサイト運営のお役に立つ内容だったのではないでしょうか。

アップルップルでは、今後も「IT活用セミナー」として、サイト運営に必要なノウハウについてのセミナーを行っていく予定です。 開催についてはアップルップルのサイトで随時告知していきますので、ぜひご覧ください。




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