2022.10.26
イベントレポート
ZOHOLICS JAPAN 2022に参加しました。
横浜のランドマークホールにて、年1回開催されるZohoのイベント「ZOHOLICS Japan 2018」に参加しました。今回は、エンジニアである堀が、Zoho CRM Api 連携拡張アプリの開発に携わったことから興味を持ち、Zoho の最新情報と Zoho のエンジニアと交流を目的にイベントに参加してきましたのでレポートします。私が聞いたセッションは以下の通りです。
ZohoはCRMをはじめとした数々のアプリケーションを公開していますが、それらのアプリケーションがAPIによってそれぞれ結びついているという話が
カイト合同会社の藤川さんと藤川さんが携わった案件のお客さんとの対談でした。 実際にZoho CRMを使って見てどうだったかと藤川さんが尋ねたところ以下の様な要望がでていました。
このセッションは、Zoho CrewというZohoの会員制コミュニティの紹介のセッションでした。 Zoho Crew とはオンラインで情報交換ができる場です。 参加条件は、
だそうです。
また、ZOHOのイベントとして、各都市で、 ZOHO Ship というイベントが定期的に開催されるのですが、そのイベントで、運営を手伝ってくれる人を表彰する制度があるとのことでした。
このセッションでは、Advanced Custom Fields の説明が特に参考になりました。 Zoho CRMにはオリジナルの項目をレコードに追加できる、カスタムフィールドという機能があるのですが、Advanced Custom Fieldsを使うと以下の様なことができます。
名前 | 説明 |
---|---|
Formula Fields | 他の項目の値を元に計算した結果を表示する |
Lookups | 他のタブの項目を表示できる |
Encryption | 暗号化されたフィールド |
Validation Rules (検証ルール)というものもあり、入力データとして意図しないデータが入っていないか検証ができる機能もあるようです。これも活用していきたいですね。
このセッションはカイト合同会社の藤川さんと、そのお客さんである、アタラ合同会社杉原さんとの対談でした。杉原さんはもともとSales Forceを使っており、これをZoho CRMに切り替えるために知見のある藤川さんに依頼したそうです。Zoho CRMにリプレイス後も保険のためにSales Forceも契約していたのですが、滞りなく使えたので一年後にはSales Forceの契約を終了したとのこと。データ移行もCSV形式でコツさえつかめば簡単にできるそうです。
このセッションは自分の中で特にカスタマイズとして参考になるセッションでした。
Workflowというアプリケーションを紹介だったのですが、これは個人的にとても気になったので、懇親会の時に詳しいことを色々聞いて見ました。
Workflowを使うと、time based actionを使って、Zoho Campaignから定期的にメールを送信したり、即時送信機能を利用して、CRMのレコードを見て特定のルールを満たしたユーザーにメールを送信したりできるとのことです。
これはカスタマイズの幅が広がりそうです。
弊社の製品である、a-blog cmsのビジネスパートナーでもある株式会社ジーニアスウェブさんのセッションでした。
ZohoはWebhook機能があり、この機能を使うと様々なアプリケーションと連携できるそうです。
ジーニアスウェブさんの場合、GsuiteやDropbox、Chatwork、コールコネクト、どこどこjpなどのアプリケーションと連携しているとのこと。
Webhook機能はぜひ使って見たいですね。
このセッションでは、メールマーケティングツール、Zoho Campaginsと、Webサイトトラッキングツール Zoho SalesIQを連携したマーケティングオートメーションの紹介でした。Zoho SalesIQを使うと、Webサイトに訪れている人たちの情報を可視化でき、どのようにWebサイトを巡回しているのかをトラッキングすることができます。また巡回中のユーザーに対して、チャットを送ったりすることもできる非常に優れたツールでした。特定のページに訪れたユーザーに対してスコアリングもできるそうなので、スコアに応じてZoho Campaignsからメールを送信するといったことも可能かと思います。
Zoho CRMを活用してどのように既存顧客とよりよい関係を築き、ビジネスにつなげるかという話をしていました。新規顧客も大切ですが既存のお客さんも大切で、そういった場面でもCRMを活用していきたいなと感じました。
このセッションで特に印象に残ったのがカイト合同会社が開発したPassengerというツールです。カイト合同会社はZoho CRMの導入支援を行なっているのですが、その導入支援を行うなかで、いくつかのアプリケーションと連携が必要な場面があったそうです。その業務の中で効率化のためにPassengerというツールを作られたそうで、そろそろこのツールをウェブサービスとして公開することのこと。公開が楽しみです!
また、このセッションですこしZoho CRMの管理画面を見せていただいたのですが、Google Mapsのカスタムタブがありました。
気になったのでZohoの中の方に詳しいカスタマイズ方法をあとで聞きました。Zoho Widgetというものがあり、それを使うと、HTML、CSSが自由に設定でき、そこにGoogle Mapを表示しているんじゃないかとのこと。これは試してみたいですね。
弊社では Zoho CRM API と Webサイトとの連携で、より便利に CRM や SFA を活用できるお手伝いを行っております。もし、何かお困りの事があれば、お気軽にご相談ください。